家づくりの流れ
FLOW家や住む人のことを想う
「墨付」「手刻み」
木は生きているためそれぞれに個性があり、クセもありますが、大工は一本一本、木の性質を見極め、適材適所になるよう判断します。
「墨付」「手刻み」は、まさに家や住む人のことを想う「木配り」=「気配り」だと考えます。
01打ち合わせ
お客さまの家づくりに関するご希望や、夢を叶えるためのご質問など、みなさまのご計画に、アドバイスをさせていただきます。
02プランのご提案
お客さまのご希望に沿って、家、資金などの仮計画を立て、最適なプランをご提案します。
03実施計画・お見積り
ご提案したプランについて話し合い、より夢の家づくりへと近づけていきます。
詳細が決まると決定図面と見積りを提出いたします。
04ご契約
お客さまにご計画の内容についてご納得いただいた上で、プラン・着工日・金額など、お打ち合せ内容を盛り込んだ契約書をご用意します。
05地鎮祭
大工工事に先立って、土地をお清めし土地の神様に工事と暮らしの無事をお祈りする祭りを執り行います。
06着工
いよいよ家づくりのスタートです。基礎工事に先立ち、建築現場に地盤の問題がないか調査いたします。次に建物の配置の正確な位置を出しその後、建物の大事な支持地盤を削らないように、基礎図面の通りに土を掘って搬出します。
07基礎工事
上棟に向け基礎工事を取り掛かります。基礎図面の通りに鉄筋を組み、配鉄検査を受けます。コンクリートを打ち込み、十分と養生してから型枠を外します。基礎工事の完了です。
手刻みの工程
01絵図板(えずいた)
図板は、柱の位置や梁の「継手」や「仕口」など部材の接合部がどのように接合されるかがわかるように描いてあるので、柱や梁の両端部に図板に記された番付を記載します。そうすることで、効率よく木材を加工することができます。また、現場でも部材の位置を間違わずに組み立てることができ、施工精度が上がります。
02墨付け(すみつけ)
墨付けをする際、まず木の狂いやねじれがないか確かめます。続いて、墨壺という、木材に線を付ける道具で芯墨(材木の中心の線のこと)を打ちます。次に尺杖(しゃくづえ)という長い定規で加工するポイントに印を付けていき、最後に「さしがね」で加工する線を付けていきます。
03刻み(きざみ)
木材同士をつなぐように加工しています。墨付けした印に合わせて仕口・継手と呼ばれる凹凸の加工(刻み)を施します。そして、木が本来持つしなやかさや粘り強さを最大限発揮できるように、これらを組み上げていきます。
08上棟
工事中から家を建てた後もずっと、建物の無事を祈る意味での祭祀となる上棟式を行います。
09大工工事
いよいよ大工工事に入ります。時豊建設が匠の技で家をつくりあげています。
10内装・設備工事
大工工事が完了すると内装、設備の仕上げ工事を行います。
11外構工事
家が完成して引き渡される時点で、駐車場ができていないというケースも見かけます。家の「顔」とも呼べる外構工事によって、建物とのトータルコーディネートをさせていただきます。
12お引き渡し
各設備の使用方法や注意点なども併せてご説明を行い、お引渡し完了となります。